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よく指摘される所見

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胃部X線・胃部内視鏡

食道裂孔ヘルニア    食道は横隔膜の穴を通して胃とつながっていますが、何らかの原因で胃の一部が異常に膨らんで横隔膜の上に突出した状態を指します。胃液が食道内に逆流するためしばしば逆流性食道炎を起こします。
逆流性食道炎食道裂孔ヘルニアなどによって、胃液や消化途中の食物が食道に逆流することを指します。症状は胸やけや胸骨の裏側の焼けつくような痛み、喘息様発作などがあります。
バレット食道食道下部が食道の粘膜から胃の粘膜に置換されている状態で、食道がんのリスク要因になります。
萎縮性胃炎慢性胃炎が長引いて胃の粘膜が萎縮し、胃の粘膜が薄くなった状態です。原因のほとんどがピロリ菌の感染といわれています。
ポリープ粘膜から内側に突出した隆起性病変です。小さいうちは経過観察となりますが、急に大きくなったり、1cmを超える場合は癌を合併している可能性があります。
粘膜下腫瘍粘膜層より深い粘膜下層や筋層にできる腫瘍性病変で、良性であることが多いのですが稀に悪性のこともあります。3cm程度までは良性の可能性が高く経過観察となります。
憩室食道・胃・十二指腸・大腸などでみられる良性所見です。消化管壁の一部が袋状に突出したもので、憩室炎などの合併を認める場合のみ治療対象となりますが通常は経過観察となります。

腹部超音波

膵管拡張        膵臓で作られた消化液は、膵管を通って十二指腸に流れます。この流れが妨げられ上流側の膵管が太くなった状態で、原因を探すため精密検査が必要となる場合が多いです。
脂肪肝余分な脂肪が肝臓に蓄積した状態です。脂肪肝が進むと肝機能異常が併発して、慢性肝炎となり、肝硬変や肝臓がんなどを合併する可能性があります。
肝嚢胞ほとんどが良性で肝臓の中に液体が袋状になって溜まった状態です。通常は経過観察のみですが、稀に巨大化して腹部膨満感の症状が出現することがあります。
肝血管腫毛細血管が腫瘤状に増殖したもので、良性腫瘤です。ただし、初回発見時は他の腫瘤との鑑別をつけるため精密検査を要する場合があります。
肝内石灰化肝臓内にできたカルシウムの塊です。小さな出血や感染の治癒後に起こることが多く、肝臓内の胆管を閉塞しているものでなければ心配ありません。
肝内胆管拡張肝臓から十二指腸への胆汁の通り道である胆管が太くなった状態です。原因として胆石や悪性腫瘍などが考えられますので、必要に応じて精密検査の対象となります。
胆嚢ポリープ胆嚢の内面にできる隆起性病変でほとんどが良性のものですが、初回指摘の場合は大きさに変化がないか1年以内に再検査が必要です。ごく稀に10mm以上大きくなり、形が不整なものは悪性の可能性もあるため精密検査が必要となります。
胆嚢腺筋腫症胆嚢粘膜上皮と平滑筋の過形成で胆嚢壁が肥厚した状態です。胆管結石を合併することもありますが、ほとんどの場合無症状で経過観察のみ行います。
胆石胆嚢や胆管にできる結石です。無症状の事が多いのですが、時に心窩部痛などの症状を引き起こすことがあります。
胆泥・胆砂胆嚢炎など胆汁の流れが悪い時に、胆嚢内にたまる泥や砂のようなものです。これが徐々に固まると胆石になります。右上腹部痛等の症状がなければ経過観察となります。
副脾脾臓の隣に小さな脾臓の一部が残った状態で、異常なものではありません。
腎嚢胞腎臓に液体が袋状に溜まった状態です。通常は経過観察のみですが、「嚢胞腎(多発)」の場合は進行性に嚢胞が増えていく遺伝性疾患で、悪性疾患の合併や腎不全になることがありますので精密検査が必要です。
腎結石腎臓内にできた結石です。腎臓内にあるうちは特に症状はありませんが、尿管に落ちると尿管結石となり強い腰背部痛を起こします。結石が大きく腎臓を傷つけたり、感染の原因になりそうな場合は外科的処置を必要とします。しかし数mmで症状がなければ自然排石も期待できますので水分摂取を励行し経過観察をすることが多いです。
腎血管筋脂肪腫腎臓にできる良性腫瘍です。ごく稀に大きくなると出血したり、腹痛の原因となることがありますが、基本的には経過観察となります。

眼底・眼圧

視神経乳頭陥凹拡大脳から神経が出て目に入ってきた所が、視神経乳頭です。陥凹が大きい場合は生理的な場合か緑内障の疑いがありますので、原因検索のため眼科受診を必要とします。
NFBD(神経線維束欠損)網膜に張り巡らされた神経線維の一部がダメージを受けて変色した状態で、緑内障が疑われます。眼科受診が必要な場合が多いです。
豹紋状眼底近視の進行に伴って眼球が伸びると網膜が薄く伸ばされ、網膜下の紋様が透けて見える所見です。病的意義はないため心配ありません。
傾斜乳頭近視の進行に伴って眼球が伸び、視神経が眼底を斜めに走行するようになることを指します。生まれつきこの状態の場合もあるので、この所見のみでは心配ありません。
網膜前膜網膜に線維のような膜ができる状態です。ほとんどは無症状ですが、膜の厚みによって視力低下やものが歪んでみえたりする症状が出現した場合は、網膜剥離等を生じることがあるため手術が必要になる場合があります。
黄斑前膜網膜の中心部である黄斑にセロハンのような薄い膜ができる状態です。ほとんどは症状も軽く、経過観察で良いのですが、加齢に伴い進行して症状が悪化すると手術が必要になる場合もあります。
視神経乳頭コーヌス近視の進行に伴って眼球が伸びると視神経のそばの網膜も引き伸ばされて、萎縮した三日月状の白っぽい部分として見える所見です。多くは治療の対象にはなりません。
ドルーゼン加齢に伴い老廃物(ドルーゼン)が網膜の下に溜まっていき白色や黄白色の斑点にみえる所見です。多くは問題ありませんが、増加する場合は他の病気の原因になることがあるため注意が必要です。

乳房超音波・ マンモグラフィ

乳腺嚢胞        乳管の中に分泌物が溜まり袋状になったものです。良性であるため、痛みを感じたりしなければ治療を要しません。
乳腺石灰化乳房内のカルシウム沈着です。多くは良性ですが、中にはがんに伴って生じるものがあります。形状等により悪性が疑われた場合は精密検査が必要です。
線維線種若年女性の良性腫瘤の中で最も多く、一般的に治療を要しません。乳房にしこりが触れることがありますが、境界がはっきりしており、よく動くことが特徴です。
構築の乱れ乳腺が歪んでみえる状態です。乳がんを疑う所見ではありますが、乳腺がねじれたりなど正常でもみられることがあります。

頭部MRI・ MRA

慢性虚血性変化     血の巡りが悪くなり、脳の毛細血管に血液が流れず変化した部分を指します。通常は加齢によって生じますが、変化の程度が強い場合には注意が必要です。
動脈瘤動脈の一部がこぶのように膨らんだ状態です。ほとんどは無症状ですが、破裂すると脳出血となります。大きさ、形状にもよりますが専門医への受診をお勧め致します。
膨隆血管の一部が膨らんでみえる状態を指します。動脈瘤の可能性などもありますが、血管の蛇行によってみられる場合もあり、総合的な判断が必要となります。

胸部X線

陳旧性陰影       過去にかかった肺炎などの炎症の痕です。
結節影2~10mm未満の影を指します。多くは良性ですが、形状や前歴との比較で経過観察や精密検査が必要になる場合があります。

便潜血検査が陽性の方へ

【自覚症状がなくても・・・】
大腸がんや大腸ポリープは進行するまで自覚症状がほとんどありません。さらに大腸ポリープの中には、がん化する種類のものもあり、早期に発見することが大切です。
大腸がんは増加傾向にありますが、がんの中でも進行が遅く比較的治りやすいがんといわれています。
大腸の部位によっては潜血反応がでにくいこともあり、再度便潜血検査を受けることはおすすめできません。
便潜血で陽性となった際には、早期発見のために自覚症状がなくても精密検査(大腸カメラ)を受けましょう。
【便潜血反応とは】
大腸がんを早期に発見するための一次検査です。便の中に肉眼では見えない微量の血液(潜血)が混じっているかどうかを調べる検査です。2回の検査のうち1度でも陽性の場合、精密検査が必要です。
ただし、陽性だからといって全ての方が大腸がんであるというわけではありません。出血の原因を検索しなくてはなりませんので専門の医療機関(消化器科)で精密検査を受けましょう。

上行~横行結腸:液状~粥状
下行~S上結腸:ヘドロ状~固形となります。
便が固形化する部分では、便の表面の一部にしか血液が付着しないため採取しきれずに偽陰性になることがあります。
採便時は便の表面をなでるようにあちこちから取る必要があります。
【大腸がんは増えている】
大腸から出血する病気にはがん、ポリープ、大腸炎、痔などがありますが食生活の欧米化に伴い、大腸がんが増えています。
大腸ポリープの多くは悪性に変化しやすいと言われています。

【精密検査とは】
バリウム造影検査と内視鏡検査がありますが、近年微小な病変を診断できる内視鏡検査が主流となっています。
☆大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは?
肛門から大腸の奥までファイバースコープを入れて観察します。ポリープや早期がんは高周波電流で焼いて切除できます。
【大腸内視鏡検査の予約までの流れ】
① 結果報告書がお手元に届きましたら、便潜血検査結果欄が陽性(+)でD2判定を確認してください。
② 大腸カメラもしくは下部消化管内視鏡検査ができる消化器系のクリニックにお問い合わせください。
  当院外来では大腸内視鏡検査は行っておりません。
  受診の際は、当院の結果表と保険証を持参してください。(*2次検査は保険診療となります)
  検査の流れや、注意事項については受診先のクリニックにご確認ください。

ピロリ菌検査陽性の方へ

【Qピロリ菌って何ですか?】
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は胃の中に生息している細菌です。
胃には強い酸(胃酸)があるため、通常の菌は生息できません。ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素をもっており、これを利用することでピロリ菌の周辺をアルカリ性の環境にすることができるので、胃酸を中和することによって胃の表面まで移動することができます。胃の表面は胃酸の影響がほとんどないため生息できるのです。
【Qどのようにしてピロリ菌に感染するのですか?】
感染経路の大部分は経口感染と考えられています。主に上下水道の普及率が低かった時期に生まれた世代で免疫力の弱い幼児~小児期に感染しやすいと言われています。日本では若い世代の感染は低いですが、昭和30年以前に生まれた世代では約80%がピロリ菌に感染していました。逆に成人してからの日常生活、食生活ではピロリ菌の感染は起こらないと考えられます。衛生環境が整った現代では、ピロリ菌の感染率は著しく低下しています。
【Q感染を予防する方法はありますか?】
感染を予防する方法はよくわかっていませんが、上記のように小児期の衛生環境が感染に影響すると考えられ、実際に日本では衛生環境の整備とともにピロリ菌の感染率は著しく低下しているため、今後はさらに減少すると予想されています。成人してから感染することは稀なので過度に心配する必要はありません。
【Qピロリ菌はどんな病気を引き起こすのですか?】
ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると、ヘリコバクター・ピロリ菌感染胃炎となり胃潰瘍、十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎等が生じ、一部は胃癌に進展することがあります。胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんの80~90%がピロリ菌に感染していると言われていますが、除菌治療により著名に再発が抑制されることが分かってきました。
そのため除菌治療はピロリ菌退治に非常に有効です。

【Qピロリ菌に感染している人は、全員除菌をした方がいいのですか?】
日本人のピロリ菌感染者の数は約3500万人と言われています。多くのピロリ菌感染者は、自覚症状がないまま暮らしています。日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは、ピロリ菌に関連する疾患の治療および予防のため、ピロリ菌感染者のすべてに除菌治療を受けることが強く勧められています。
保険適用で除菌療法の対象となる人は、ピロリ菌に感染している人のうち、ヘリコバクター・ピロリ菌感染胃炎、
胃潰瘍または十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃がんに対する内視鏡的治療後胃(新しい胃がんが発生する可能性があるため)と診断されている患者さんです。
除菌治療が必要かどうかは主治医とよく相談してください。

子宮頚部細胞診検査について

子宮癌は子宮の入口(頸部)にできる子宮頸がんは、扁平上皮系と腺細胞系があります。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)感染によっておこることが明らかになり、近年20代、30代で増加しています。
子宮頸部細胞診の結果は下記の様に分類、判定されます。ご自身の結果とともにご参照ください。
※ベセスダシステムによる細胞診結果、扁平上皮系
結果(略語)推定される診断判定
NILM異常なし、炎症異常なし、定期検診
ASC-US軽度病変疑い要精密検査(4週以内のHPV検査)
ASC-H高度病変疑い要精密検査
LSILHPV感染、軽度異形成要精密検査
HSIL中等度異形成、高度異形成、上皮内癌要精密検査
SCC       扁平上皮癌要精密検査

※腺細胞
結果(略語)推定される診断判定
AGC腺異型または腺癌疑い要精密検査
AIS上皮内腺癌要精密検査
Adenocarcinoma腺癌要精密検査
Other maligその他の悪性腫瘍         要精密検査