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ピロリ菌と尿素呼気試験

ピロリ菌は、胃の粘膜を傷つけ、胃炎や消化性潰瘍を発症させる要因になります。
ピロリ菌が胃壁に取り付くと細胞を弱めてしまう毒素を出し始めます。すると菌を攻撃するために血液中の白血球が付近に集まり、ピロリ菌と戦い始めます。
両者の戦いが大きくなると、胃粘膜の消耗を早め、粘膜が炎症を起こして胃炎になったり、胃や十二指腸の粘膜が深く傷つき、消化性潰瘍になったりすると考えられています。

ピロリ菌は胃がんの危険因子であるとされ、WHO(世界保健機関)でも除菌治療が奨励されています。
内視鏡検査で胃炎を指摘された方は、胃がん予防のためにもピロリ菌の検査を行いましょう。

ピロリ菌の検査は尿素呼気試験法が一般的です。尿素を含んだ検査薬を内服し、服用前後の呼気に含まれる二酸化炭素の量を比較します。
1.息をバッグに吹き込みます。
2.診断薬を飲み込みます。
3.再度、息をバッグに吹き込みます。
尿素呼気試験法はスピーディーなピロリ菌の検査で、90%以上の検出率です。
ピロリ菌がいると二酸化炭素が多く発生します。呼気中の13C-二酸化炭素における13Cの含有量を測定すると、感染していないときよりも大きく増加しているため、間接的に診断できます。

当院では、尿素呼気試験を実施するにあたり、まず除菌療法の対象となる病気があるか確かめます。

内視鏡検査または造影検査で胃潰瘍または十二指腸潰瘍と診断されたり、内視鏡検査で胃炎と診断されてから、検査でピロリ菌に感染しているかどうかを調べます。
感染が気になる方、ご自分の胃が心配だと思われる方は、ピロリ菌の検査や除菌療法が必要かどうか、是非ご相談ください。